新聞発信ー外来種教育ー











































 

子どもたちへの外来種教育

 私の母校である兵庫県赤穂市尾崎小学校で、実物標本(アライグマの剥製など)を用いた外来種教育の授業を実施させてもらった。
子どもたちに、駆除せざるを得ない外来種でも外来種自身に罪はないこと、どうしたら外来種問題がなくなるかを子どもたちの自由な発想で
考えてもらった。
 子どもたちからは、「ペットを無責任に捨てない」「最期まで育てられるか考えてから飼う」など多様な意見が出た。
 外来種といえども、在来種と同じ命である。私個人は駆除が全ての正解ではないと思っている。感情論だけでは解決しない問題だが
駆除される命を「可哀想だ」と思う感情は、人として当然の感情である。その感情なくして、この問題は解決しないと思っている。
 子どもたちには、可哀想だけでは解決しないけれど、駆除される命の尊さに想いを馳せてもらうことがこの授業の狙いだった。
 地元赤穂市の母校である小学校で、後輩たちに、私が大学で学んできた野生動物について話す機会が持てたことは、幸せな時間であった。
                                                       文:羽馬 千恵